RSS

皿鉢料理(組み物)

土佐といえば皿鉢、天然物だけを切り込んだ土佐長自慢の皿鉢をお造り致します。 内容は、その時期の魚で造っています。その為、盛り込みも変わります。 お好みやご予算に応じて、細やかに対応させて頂くのが魚屋の気持ちです。 ご注文は、2日前にお願い致します。 配達は、高知市内全域とさせて頂きます。

皿鉢料理(組み物)

拡大表示

皿鉢料理(組み物)

価格:
15,750円(税込)
購入数:
この商品について問い合わせる
友達にメールですすめる

QRコード  
この商品のURLを携帯に送る

組物 生(なま)の皿鉢に見られるように、明治期になるまでは皿に一種の料理を盛るのが基本だった。これまでに知られている江戸時代の献立の中で1835年天保6年に「組物」という記述も登場するが、共に焼き物料理を盛り合せたものであり、当時は料理ではなく材料を2種類以上盛り合せた場合に「組物」と称していたと考えられている。また、「組み物」という名も地域によって異なり、「組み込み」や「組み皿鉢」あるいは「組み肴」や「盛りもの」などとも言われている。「組み物」には、煮物、仕直もの(練りもの)、酢味噌あえ、白あえ、酢の物、焼き物、羊羹(ようかん)、きんとん、季節の果物などが「ハラン」を仕切りに盛り合わされる。皿鉢に彩りを添える「ハラン」は明治期に「組み物」が登場して以降、料理の味や香りが移らないために用いられ始めたもので、単なる飾りとしてだけではなく「ハラン」の色が変わる事で料理の痛み具合をはかり、腹痛の際には「ハラン」を噛んで症状を抑えるといった効能から、「組み物」に欠かせないものとして定着していった。盛り合わされた料理の中央を飾る「ハラン」を「縦ハラン(親ハラン)」と言い、今日では人造ハランが主流だが、精緻な切り込みで細工された下図などが現存する事から、かつては料理人の技量を示すものとして重要視されていたとも考えられている。

料理としての期限 農耕儀礼として行われていた五穀豊穣の祈願祭や収穫を感謝する収穫祭には、神前に様々な食材が供えられた。神事の後それら供えられていた食材をおろし、御厨(みくりや)などで神饌として調進した。出来上がった料理は神に供えなれるだけでなく、神事に参加した者も共に分かち合って食した。この神と人が共食する酒宴を直会(なおらい)と言い、神と人が共に誉め合う神事の一つであり、重要な儀式とされていた。こういった伝統を受け継ぐ料理は、明治の中頃まで鉢盛り料理や盛り鉢料理とも言われ、日本全国に残っていた。 現代の皿鉢料理 専門の仕出し店は、宴席を華やかに演出しつつ安価な皿鉢料理を提供する事に工夫を凝らしており、縁起を重んじてきた盛り込みの伝統に拘らない、自由な形の「組み物」が皿鉢料理の主流となっている。さらに、洋風や中華などの料理が家庭生活に浸透していった事が、皿鉢料理を大きく変化させていった。フライや肉料理などが盛り込まれたものや、酢物や八宝菜といった温かい料理を盛り合せた「組み物」皿鉢も登場している。